とある映画への出演が決まりました
その情報が目に入ってきたのは2017年5月3日の0時58分。Twitterでスポーツ誌の記事が流れてきた。信じられなかった、目を疑った。夢だと思った。
来年公開の映画に出演すること。新人検事を演じること。そして何より、大先輩と共演すること。壮大過ぎて恐れ多すぎて想像すら妄想すらしなかったそのツーショット。驚いた、ただ驚いた。
まだ「新人」という肩書のつく役を演じられるんだ。もしかしたら主演じゃないかもしれない。それもサスペンスの世界で、正義と向き合う検事だ。ただただ嬉しかった。話のあらすじを聞いただけでもわかるその大好きな世界に入り込み、大先輩と対決をする。それも己の正義をぶつけて。これほど願った役はなかなかないかもしれない。
考えることはたくさんある。心配なことも考えればいくらでも浮かんでくる。でもあえて今はそれに目を向ける気はないよ。卑怯者でごめんね、でもめでたいお知らせなんだからその喜びに酔いしれたいの。世の意見のすべてを知らなくていい。すべてを知ることはいいことだとは思わない、逃げだって含まれてるのも理解してる。
二宮さんのコメントがどうにもその高ぶる鼓動を隠しきれていなかった。わたしが知ってるあの人は冷静沈着で俯瞰的に見れて、緊張もするけどそれを楽しむ人。人が好きな人。コメント聞いただけでこちらもぞくぞくした。
どうにかなってしまいそうな気持ちを努めて冷静に、客観的に見ているという状態です。原田監督の論法に、そして木村さんの全てに身を委ねてきます。行ってきます。(報知新聞)
どうにかなってしまいそうな気持ちってどんなものなんだろう。
何もかも取っ払って与えられた役を考えたとき、検事でしょ、また大量の情報があの人の頭の中に入っていって新しい台本の内容が入っていって記号的に吸収されて、共演者さんとの掛け合いで記号的だったそれが生きて動き出すんでしょ、そこに検事というフィルターが通るのが嬉しい
— さ (@__spade617) 2017年5月2日
自分よりも数多の困難と壁と経験を現在進行形で積んでいる先輩と掛け合いができる、ぶつかることができる、きっとそれは演技の舞台以外では無理だったんだろうけど、それでもちゃんと舞台が用意されたことが嬉しい
— さ (@__spade617) 2017年5月2日
たとえ誰であろうと何が正義なんてわからないし決められない、でも裁くか裁かないか決めて到着点に辿り着かなきゃいけない、そこでぶつかり合ったり考えて迷って成長して結論を出していく その過程が好きなんだ
— さ (@__spade617) 2017年5月2日
これも。
行ってきます、の言葉が 彼の覚悟だろうし俺は頑張ってくるよっていう決意表明だろうし、何より自分にはちゃんとホームがあって この先どんな荒波に飲み込まれそうになろうと大丈夫だよ揺るがないよって言われてる気がして、それはきっと考えすぎなんだろうけど、でも嬉しい
— さ (@__spade617) 2017年5月2日
行ってきます、だって。二宮さん、いってらっしゃい。
待ってるよ。また大きくなって素敵になったあなたを。
わたしたちは公開を楽しみにPRで支えるのみです。
先輩、監督、スタッフの皆さん。本当に公開を楽しみにしています。
撮影が無事に成功しますように。大成功しますように。
おかえりなさい、と言える日までお待ちしています。