空の色、夢の中。

また今日と同じ今日が来る

#櫻井翔ラップ大賞2017

 

素敵なタグを見つけて書きたいなぁと思ったので、書いてみます。

この機会を作ってくださったしおPさん、ありがとうございます。

 

#櫻井翔ラップ大賞2017

【名前】さ

【担当】二宮さん

 

拙い言葉ですが、書かせていただきます。 

 

【好きなラップ】

1位:COOL&SOUL for DOME07(シングル「Step and Go」<Special Cu[9]bic Box>)

理由:

 迷った。本当に迷った。Re(mark)ableもStill…も二人の記念日もサクラ咲ケも大好きだから迷った。けど、一晩寝て考えた結果やっぱりこれだなと。正直に言えばこの曲が披露されたどの場にもわたしは居合わせられてないです、嵐フェスもね。だけど初めて買ったライブDVDが東京ドームの凱旋公演で、本当に初めて「櫻井翔のラップ」というものに触れたのがこの曲だった。だから、一位をこの曲にさせてください。「for DOME07」な理由も同様です。

 

ARASHICに収録されているCOOL&SOULを初めて聴いた時に、個人的に一番好きだった部分がドーム公演ver.のものだと知って鳥肌が立った。大野さんから始まる「五人で奏でるのはHIPPOP じゃなく真似し難い様な HIPなPOP right?」の部分のことです。そして「既に幕開け 第二章 似せてみようと追いつかないかも」。「そして幕開け第二章 似せてみようならそれは第二号」と歌っていた彼らが「既に幕開け 第二章 似せてみようと追いつかないかも」と歌うなんて。オリジナルもドーム公演ver.も攻めた歌詞であるには変わりないけれど、自己発信で「既に幕開け第二章」なんて言えてしまうその心意気がかっこいいし、その歴史の目撃者となりたい、ついていきたいと思った。

「いま居合わせることが重要」「そりゃ時に また待たせるだろう?」

その歴史の目撃者になりたい。その場に居合わせたい。ついていきたい。だから、待つよ。心して待つ。(色々書きたいことあるけれど全部書ける自信ないしそもそもちゃんとした言葉を選べる綴れる気がしないのでこのあたりでやめておきます)

 

2位:LIFE(アルバム「Time」収録)

理由:

「等身大の彼らが、悩みや迷いを抱えてそれでも進んでいく」というのがこの曲のテーマだと思っているのだけれど、その中でかなり強いメッセージを発信しているのが翔さんのラップだなと。「生きるため故生きるのかい?」という言葉がこの曲の根っこの部分を表していると個人的には思ってる。「そうやって何気なく 流れていく時間の中で」大切なものは「それぞれの笑顔の理由」であり、「どうやって生きていくのか 答えは一つじゃなくて」大切なものは「僕らの幸せのカタチ」だ。きっとこの言葉の答えが歌詞なんだろうなと。それにもう一つ。サビの「人には言えない悲しみや 冴えない毎日が続いても 散らばっている輝きを拾い上げれば もう少し進める気がした」を受けてからの「未来に痛みも連れて行く」は、 胸が熱くなる。痛みを背負ってもまだ進めるよ、輝きも痛みも背負って進んでいくのが「LIFE」だよと言われているような気がして。

 

 

3位:Once Again(アルバム 「Dream "A" Live」収録)

理由:

「より高く飛ぶために低くしゃがむ事だって僕らには必要」って、どんな経験をして見て聞いて考えたら出てくるんだろうと衝撃だった。なんて冷静で貪欲でこんなにも暗い音なのに前向きで果敢に挑戦し続けるのだろうと。そして「“願いかけ 描いた夢”の先へとonce again」の「夢」の読み方が、ね。だから、何かに迷ったときはこの曲を聴いてラップに耳をすませる。甘えや優しさじゃない、強さを与えて背中を押してくれるこのラップが、曲が大好きです。

 

 

【好きなラップ(未音源化)】

1位:ペンの指す方向 chapterIII feat. AI (I Wanna Know remix)

理由:

chapter IIも クリスマス曲も ウェディングソングも好きだから迷った。ものすごく迷ったけど、chapter IIIの攻めに攻めている翔さんが好きだからこれにしました。「怖いなら逃げてもいいですよ これは人生を賭けた真剣勝負」とか「風が後ろ向きならば 向き変える」とか台詞とか。翔さんの攻めの姿勢が凝縮されてるんじゃないかってくらい強気で反骨精神丸出しで声高々と宣言していて、上手く言えないけど、とにかく痺れる。ラップに酔いしれる。この曲にのせて歌っていることもぐっとくる理由のひとつなのかもしれない。歌詞のすべての意図を汲み取れてるとは全く思っていないけれど、純粋にこの曲のラップが好き。

 

 

【好きなラップ(現場)】

1位:sugar and salt(アルバム「LOVE」収録)

理由:

LOVEのコンサートに行くまで、本当に2・3回しか聴いてなかったこの曲。一番近いステージから出てきてどこか寂しそうな表情で、軽く俯いて歌う姿を見てぐっと引き込まれて、翔さん越しにモニターに映る歌詞を眺めてた。低いけれど曲名通り「甘い」声で歌う翔さんに痺れた、聴いてるこちらまで胸がきゅっと苦しくなった。

 

「ときに甘く 甘く 辛く」“こそ”「儚く」と、辛さよりも甘さが勝っているところ、「こそ」儚くと紡ぐところ。心の中の思いを直接言葉にするのではなく天気に託すところ。「貴女」と書き表し、一緒の日々を過ごしていく過程を「心なしか二人また似ていく」と表すところ。無地のキャンバスを「描いていく」のではなく「滲んでいく」と表すところ。「また出てきた女々しさ ただ照れくさく ただ男の女々しさでした」って聴いた時が苦しかったのも覚えてる。アウトロで流れる「笑顔の未来が待ってるといいな」「動き続けた長針と短針は」も涙を誘う。ラップと直接関係はないけれど、最後に「“君”の明日を願うよ」と締めるところも、優しくて温かくて苦しくて切ない。

 

ミディアムテンポの曲でラップが成立するのも、こんなに切なくて苦しいストーリーなのにどこか温かくなる自分がいるのも、櫻井翔というあなたが綴った歌詞をあなたが歌うからなんだろうなと思っています。コンサートで聴いて大好きになった、大切な曲です。

 

 

【追加】

Overture(アルバム「One」収録)

理由:

これ本当に本当に本当に大好きなのこのラップ…!!!!!!!何で好きかって?この曲に関してはよく分からないよ!!!!分からないけど好きなの!!!!

 

素晴らしき世界(アルバム「One」収録)

理由:

ラップという概念を思いっきり壊された。これに尽きる。ラップを歌うってこういうことなんだ、と。 国立のDVDを見て、メロディーにのせて歌うように歌う(うまい表現が見つからないのが悔しい)翔さんを見て衝撃を受けた。情景が浮かぶように言葉を繋いでいるのも好き。「色を加え塗り描いていく“近い将来”」が、“近い将来”なのが背伸びをしていてなくていい。

 

firefly (アルバム 「Time」収録)

理由:

そもそもfireflyという曲自体が好きと言うこともあるけれど、世界観が翔さんのラップで広がっているからというのが大きい。サビが1コーラス目も2コーラス目も同じだったり、曲の長さが3:51だったりすることもあって言葉数が少ない曲だけれど、翔さんのラップがあることでぼんやりとした曖昧な曲になりすぎない。「飛び立ち行きし灯り」「焼き付く」というのがfireやfireflyを彷彿とさせ、「脳裏にしこり」という言葉がリアリティを感じさせる。その言葉を紡ぐ低い声も大好きです。

 

Tell me why(アルバム「THE DIGITALIAN」収録)

理由:

この曲は翔さんのラップがないと成立しない。どの曲もそうかもしれない、でもこの曲は「ラップがあるから成立する」んじゃなくて「ラップがないと成立しない」と強く思う。ラップの部分だけ新たに付け加えられたというよりも、一本の物語があってたまたまそこがラップだっただけ、という感じ。AメロBメロサビで悲しみに暮れている「彼」がラップの部分でも懐かしい思い出に(悲しみに)浸っている。「写真の二人は…」までは。

 

テンポも勢いも変わる。「あなた」に対する思い出が想いが曖昧ではなく具体的になり、最後極めつけの「No…please back again」。AメロBメロの静かさや悲しみに染まている様子と比べると狂気すら感じる。そしてその熱くなった高まった思いのまま「No no no 君は今どこで  No no no 誰に素顔見せてるの?」と問いかける。その後ラストサビで落ち着くけれど、後ろでガシガシ鳴ってる音は(音楽詳しくないからちゃんとわからないのごめんなさい)その内に秘めた(狂気的な)想いを隠しきれてない。

 

何だかTell me why自体の説明みたいになってしまったけれど、とにかくこのラップがなければ狂気的な面が垣間見れることもなかったはず。勢いを変化させる、場面を一気にがらりと変えられる(かつ勢いそのまま自然に次に繋ぐことができる)のはラップならではだと思う。ただ思い出に浸っている「彼」の歌だけにしなかった、翔さんのラップに完敗。

 

 

 

はい終わり!!!ここで締めないとどんどん書きたくなっちゃうから!!!書いてて本当に楽しかったです。で、個人的には「いかに歌詞とラップ詞が繋がっているか」という視点で翔さんのラップを楽しんでいるのかなと思いました。そしてこの機会に改めて翔さんのラップがある曲を眺めて、歌詞を見て、その量とひとつひとつの歌詞に本当にこの方は偉大で素晴らしい方だな…と改めて実感しました。これからもその背中についていかせてね、翔ちゃん。あなたの綴る言葉が大好きです。ラップの力でまた新しい世界を見せてください。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

大宮のすきなところ

 

 

 

何で好きなのかな。本当のことを言えばよくわからないんだよ。

 

だから、好きなところをいっぱい話していくことにします。

 

 

ふたりが笑うところが好き。片方が話しかけてその言葉に「うんうん」と微笑んでいる表情も、お互いににこにこしているときも、片方がふざけて変顔なんかして一気にツボに入ったように声を上げて笑い出すのも全部が愛おしい。ニノがくだらないこと、クズっぽいことを言うと必ずと言っていいほどツボに入ってしまう大野さんが、他の4人がニノを心配そうに見つめたり呆れた目で見る場面でひとりだけお腹を抱えて大爆笑してる大野さんが、その関係性が心地いい。ニノがバシッと叩いても笑いが止まらない大野さんが、そのツッコミが楽しくて仕方ないニノが、「はははははっ」って息を吐くように笑うふたりが、目を細めて口元まで緩めて呆れて見守るように笑う大野さんが、おどけた表情のあと顔をくしゃっとさせて歯を見せて笑うニノが。どうしてそんな風に優しく笑うの、と問いかけたくなってしまうほど優しい。誇張表現をして言うならばお互い「好き」というよりも「愛しい」ものを見るような目で見る。

 

 

 

誰よりも早く大野さんに手をバシッとやってツッコミを入れたいニノが、他の人と距離感が近くてそれを楽しそうにしてるとちょっと嫉妬してしまう大野さんが。レギュラー番組でいつものようにふたりが隣同士にいると、とっても安心する。ゲストとの会話そっちのけで私語してふふふっと笑いあってるふたりを見るとばーかちゃんとお話聞いてよ、と思うけどもずっと、ずーっと何も変わってなくて愛おしい。歳を重ねてもこんなにふざけていられるふたりなんだ、関係性の変わらないふたりなんだと実感する。

 

 

 

でも、それだけじゃないから好きなんだろうな。

 

 

 

まずはダンス。素人目から見ても大野さんはいわゆる「綺麗」「美しい」という言葉が似合うような踊り方なのかなと思う。(きっと見る人が見れば癖はあるんだろうけど)一方二宮さんというと、フリの「強弱」の差が大きくて「かなり癖の強い」踊り方。もちろん言うまでもなく大野さんのほうがダンスは上手だと思う。だけど、曲によって、歌割りによって、見せ方によってふたりが輝ける場所が違う。しっとりと踊るような、しなやかさ美しさが強調されるような部分は大野さんが映える。個性が強く出るような力強く癖のある曲は二宮さんが映える。でも、背中合わせが似合うふたりではないと思っています。完全なる正反対ではないと思うから。ふたりが隣で踊れば、同じパートを踊ればお互いに「らしさ」はありつつも上手い具合に融合する。

 

 

 

次に「歌」。これもダンスと同様。大野さんの歌声は真っ直ぐで透き通るような美しさを持っていて、音域がかなり広い。嵐の歌の軸となっているのが大野さんなのは明らかで、さすがはメインボーカル。大野さんが歌うと音程がかなり安定するし、ソロでも踊っていても抜群に歌が上手い。とにかく安定している。一方の二宮さんは曲によって声の質が変化するというか、曲によって空気を多く含んだような歌い方になったりビブラートを思いっきりかけたりとかなり癖のある歌い方。とても伸びやか。とても特徴的な歌声で、五人で歌うときに少し声が大きかったり音程がずれていたり(風邪をひいていたり)少し変化があると一瞬で分かってしまうような目立つ歌声。高音がよく出る(というか任されることが多いと言った方が正しいんだろうな)。

 

 

 

こう書き並べてみると正反対とまでは言わなくてもあまり似かよっているようには見えない。それでも彼らは「俺とニノ声似てるから(分からない)」とか言う。特徴だけ並べればこんなにも違うのに、本当に彼らの声は似ている。だからだろうな、ふたりの声はよく溶け合う。別々の声が混ざってハーモニーを作り出すのではなく、一本の声が二本重なって厚みを増す感じ。(もっとわかりやすく美しく表現できる語彙力を持ち合わせていたらなぁ)物は言いよう。「相殺し合う」という人もいるけれど、私は「重なり合って一本筋になる」といったほうがあってるんじゃないかと思います。特徴は全然違うけれど似たような音を作り出す彼らが同じパートを歌うことは少ないけれど、彼らのパートがある曲は特に宝物です。アリーナツアーのどこかの公演で僕らがつないでいくで「上手いなぁ」とマイクを通さずつぶやいたあと二宮さんが歌ったというレポを見て、それが本当なら。そんなところも好きだなぁと思います。

 

 

 

そんな見せ方の違うふたりが、あんな風にいつも隣にいる。笑ってる。お互いを好きでいる。そんなところが好きで、見ていて幸せを感じるんだと思います。縦に並ぶフリで前から1・2と定位置にいるふたりがどうしても愛おしい。可愛いだけじゃないんだよ。可愛いって言葉が似合うふたりだけど、可愛いだけじゃない。ふたりとも本気を出したらそれはそれは予想もできないほどかっこいいはずなのに、それを絶対に、簡単に見せてはくれないふたりだからこそ余計魅力的に映るのではないかと思ってしまうほど、力を秘めたふたりだと思う。ふざけた小芝居なんかふたりに任せたら朝飯前だよ。嵐にしやがれに舘さん率いるあぶない刑事の御三方が来た時に披露したアドリブ芝居なんかその代表だろうし。そんなところまでプロなふたりが(たぶん自分たちが一番楽しんでやってるからプロとはという感じではある)やっぱり愛しい。かっこいい。一見かっこ悪いのを全力で楽しんで何となくこなしちゃうからどうしようもなくかっこいい。

 

 

 

前は大野さんが言ったことに対してあーだこーだ難癖つけていじりまくって結局大野さんが呆れた一言やお咎めの言葉をくれるまで待っているというのが基本だったのに、Power of the Paradiseのメイキングを見ていたら大野さんの言葉に大体共感して素直に受け入れて話す二宮さんという図が見れて本当にびっくりした。でも相変わらず彼らの距離感は変わらないの。ふたりも少し大人になった(年をとった)ってことなのかな。「今」を生きている彼らの姿が垣間見れて嬉しかったなぁ(とはいいつつ「復活LOVE」のメイキングでは大人らしからぬおふざけをしている彼らを見ているし、Power of the Paradiseのあとの「Don't You Get It」のPVでも完全にあなたたちの世界でおふざけしていたからあまり変化は期待してないんだけど、ね)。

 

 

 

そして最新アルバム「Are You Happy?」収録の「Miles away」という大野さん監督下の楽曲。正直初めて聴いた時信じられなかったよ。涙が止まらなかった。最初何が起こったか分からなくて確信が持てなくて、でも2回目3回目と聴いても何も変わらなかった。曲終盤の「重なるフレーズ…」大宮のフェイク。これを待っていたよ、ずっとこれを待っていたんだ…。そこまでずっとハモリやフェイクに徹していたにのが声を大きく上げて(だけどとても優しい)歌い始めるとそれを追いかけるように大野さんのフェイクが始まる。二宮が歌い、大野が歌い、二宮が歌い、大野が歌い、二宮が歌い…そしてそれを静かに支えるのは嵐の他の三人…そして大野が歌い、二宮が歌い、大野が歌い、二宮が歌い…そしてその追いかけっこは曲の最後まで続く。だって、その歌割を考えたのが大野さんなんだよ…?特に最近はそんなことないのに、にのをずっとずっとハモリに徹する役にしたのも、追いかけるように歌う人を選んだのもあの大野さんなんだよ…そこには(贔屓目があるのは認めているけれど)絶大なる信頼と愛が込められている気がして、改めて彼らの関係性を認識できたような気がしてる。始まってからずっと調子が変わらず静かに歌い続けるの。何でかな、変わらず隣同士にいるふたりの姿がそこに映っているように思えて…。

 

 

 

ここに挙げた好きなところなんて一部にしか過ぎないけれど、とにかくあなたたちが大好きです。自分たちが一番楽しんでいるのを見るのが幸せです。

 

 

これからも、隣で微笑んでいてね。

【監督・プロデューサーからの評価】

 

 

体系的に並べてまとめて、変化を浮き彫りにできたらと思う。

とりあえずいまは書いておくだけ。

 

「この人は泣いているのか、それとも笑っているのか、いろんな解釈が可能になって、 観ている人をいい意味で考えさせる。だから学園ドラマであれ、青春コメディであれ、わかりやすい要素を与えても、決してわかりやすいだけの作品にはならない。ただ彼がそこにいるだけで、世界に深みが出て、いろんなイメージが浮かび上がってくるんです。もちろん演技力という要因もあるけれど、やはり二宮和也という男が、人間として持っている〈感じ〉というのかな、それが大きいのだと思います」

――河野英裕プロデューサー(ピクトアップ 2014年6月号)

 

「二宮さんって、複雑な感じじゃないですか。国民的なアイドルでありつつ、バラエティではちょっと気の抜けた若者(笑)。だけど俳優をやっているときはバシッと決める。その複雑さが、神楽の役どころと合うと感じました」

――佐藤善宏プロデューサー(ピクトアップ 2013年4月号) 

  

「で、二宮君ってそういう意味で言うと女性性もあるわけですよ。相手を受け入れていく能力というか。それはやっぱりアイドルっていう、俳優とは別の立ち位置があるからできるんじゃないかなとか。それも二面性ですからね。表現というものに対して独りよがりじゃないサービス精神がすごく鍛えられてると思うよ。やっぱり相手に届かなきゃしょうがないよねという。そこを彼は10代からやってきたわけで。だから俳優業においても、自らが演じた表現が結果としてちゃんと相手に届いてほしいっていう、まっとうな願いを感じるんですよ」

――大友啓史監督(2013年4月増刊号 H)

 

「持って生まれたものを説明するのは難しいけれど、彼の場合、何もしないで物語の上に置くだけで内面が見える。黙って座っていると、何かを考えているように見えるんです。しかもそれを『黄色い涙』という映画の中で見た時に、栄介と言う人が考えているように見える。ぼーっとしているだけかもしれないけれど、何かを考えていて、その考えを観客がつかめる感じがするというか。結局俳優さんって、そういうところが一番重要な気がするんです」

ーー犬童一心監督(2007年6月号 +act)

 

「 そういう二宮くんだって大スターだよ。でもそういうプレッシャーをスタッフに与えない青年だったね。彼の人柄なのかもしれない。それが僕はすごく嬉しかったし、スタッフも非常に彼が好きだったんじゃないのかな。だから、本当に仲間として一緒に仕事ができた」

ーー山田洋次監督(2015年)

 

It's good to be bad

 

 

 

It's good to be badについて、今さらながら。

 

今までの嵐の曲とは少し違うイントロがすごく好きで、その歌詞も好きで。ずっと書きたいなと思っていたけれど、その感情が爆発したので今ここに綴ることにします。個人的な思いです。

 

まず曲名のIt's good to be badという言葉。たまには悪になるのもいい、というような意味だと思うけれど、このメロディーを聴いて歌詞を見た時点では意味が分からなかった。誰か女性を騙すような、翻弄するような歌詞でもないしメロディーが遊びまくっているわけでもない。何だろう?と。むしろ真面目な、これからの未来に向けて強い意志を持っていこうぜみたいな曲に感じたから。でも、よくよく歌詞を見ていったらこういうことかな、と思うことがあった。

 

冒頭。「夢の自覚すらもない」「尖ったハート」なのか、それとも夢の自覚すらないというのはただの状況描写なのかがわからない。でもその後は「尖ったハート」の「隙間狙う」「愛なきフレーズ」→「既にある感情は」「knocks me down」だと。愛なきフレーズというのはきっと色々なところで転がっている言葉だろうな、と。それによって警告が鳴り響く。

 

 翔さんが「繰り返すカルマ 投げられたサイは」と歌っているのがぐっとくる。カルマとは善因善果、悪因悪果を表す言葉だそうですね。その前で「辛辣」という言葉がある通り、おそらく厳しい状況である。あとここで気になったのは「サイ」とカタカナ表記なこと。文脈からするとサイ=賽でありさいころのことかと思うのですが、同音で「綵」という五色の絹を表す漢字があるのを見つけてしまい。きっとないだろうなと思うけれど、もしそういう意図があったらすごいなと思った。

 

サビ。「夢はリフレイン 降り注ぐ」とあるのが、冒頭の「夢」の言葉とリンクする。夢は何度も繰り返し降り注ぐから、夢の自覚すらないという意味なのかもしれない。夢という曖昧な言葉を打ち消すかのように「偽りなく加速する」と言葉が紡がれる。そして「曖昧な思いなんてないさ」がくる。2番のサビも含めて、この曲は「思い」というものを大事にしている曲のような気がする。それについては後々書きます。最後に極めつけかのように「振り返らず いつか出会う」「未来へ」(夢は何度も繰り返すから)だから「Please stay with me(=僕と一緒にいてよ)」、「Just dance!(ただ踊っていよう、それだけでいいから!)」と。

 

 2番頭。「揺らめいた視界に 浮かび上がるのは あの日の shooting star」とあり、これは昔を思い出しているのかな…と。shooting star=流星。ここから星の描写が多くなる。ただ、ここの「流れつく to your heart」の意味がいまいちつかめないんだよなぁ。「流れつく」というところに意味があるような、勘違いなような気もしてる。

 

2番サビ。「一度じゃなく」「掴み取る」というのが彼らの姿と重ねてしまう。そしてその後の「さんざめく星屑のようにいつまでも燃えている」「限りなく 美しく」というのは最初の「my life」にかかるのではないかと。ここで星屑をさんざめく(=大勢ににぎやかに騒ぎ立てる)と表現したのが、(星「屑」と表現したからまた違ってくるのかもしてないけれど)メロディーの雰囲気もあり、星のきらきらした印象があまり伝わってこないのが何だか一筋縄ではいかない、何か意図が込められている気もしてしまう。そして、この曲のすべての思いがここにつまっているのではないかと個人的には思っているフレーズ。

 

「誓っていい 思いは時間を 超えられるから」

 

「絶対」とも「たぶん」とも言わない、「誓っていい」という意思。そして「思いは時間を超えられるから」という言葉。ここを聴くと、これがJaponism Showの映像の音楽として使われていたこともあって、どうしても今までのジャニーズの歴史に思いを馳せてしまう。先輩方の思いは時間を超えてここまで届いています、そう信じてますよ。誓えますよって。この曲のCDはJaponismが発売される一か月前に発売されていることを考えても、何となく思ってしまうことがたくさんある。そして最後。「Oh めぐる星が描いた 流線をいま辿ろう」という歌詞。流線とは、先輩が通ってきた道じゃないのかなぁとJaponismを振り返ると感じる。そうだとしたら、shooting starとはきっと先輩方。昔見ていたあの日の姿。そう考えたら、なんて壮大で難しくて「Japonism」というアルバムに繋がるカップリングなんだろうって思った。

 

最後に。悪というのは「諦め リタイヤが ダメージ少ないかも」ということなのかな、と。諦める・リタイヤするという「予想」「妄想」がデンジャラスだと言っているけれど、これを行わない・壊していこうぜとは歌っていない。これを見たときに「何度だって」の「大人になることと引き換えに 諦めることだって覚えてきた」という歌詞を思い出した。「何度だって」が収録されているのは「青空の下、キミのとなり」だから、当曲が収録されている「愛を叫べ」の一個前の作品。「何度だって」でそう言っておきながらまだもがいてどうしよう?という風に戸惑っているのに対し、「It's good to be bad」では想像だの妄想だのと余裕で言ってのけて、それをどうするとは明らかにしていない。成長と言えば聞こえはいい。オトナに染まったと言えば聞こえはあまりよくない。どっちかなんてわからないけれど、こうやってこれ見よがしにぼやかして歌っているところをみるとこんなものはどうでもいいのかもしれないね。たまには諦めるのもリタイヤするのも悪くないよってことなのかもしれない。一方で、もしかしたら「諦めたりリタイヤしない」ことが「悪い」ことになるのかもしれないなとも思う。たとえば「年齢」ということに対して妥協したり諦めたりしないとか、後輩に対して自ら道を退いて譲ったりしないとか。外から見た場合、ファンじゃない人から見た場合、どうなるのかなと考えたらもしかしたら悪とまではいかなくても険しい顔をされているのかもしれない。でも「俺らはそんなの関係ないよ、そんな予想も妄想もただ危険なだけでしょ?」って悪い笑みを浮かべて貪欲な精神で突き進んでいる彼らが見える気がして。これらはすべて想像だしましてや彼らが歌詞を書いたわけでもない。だからただの想像で妄想で、そうあってほしいという私自身の願望が大きく反映されているわけだけど、そう思ったらなんだか泣きたくなったし、「曖昧な思いなんてないさ」「誓っていい 思いは時間を超えられるから」と言い切った彼らについていきたいなと心の底から思いました。

 

 

これは本当に個人的な解釈です、あしからず。

最後まで読んでいただきありがとうございました。